◆おすすめマンガ:金の国 水の国
今回はファンタジーな苦手な方にもおすすめしたいマンガ
「金の国 水の国」をご紹介します!
作者は『町でうわさの天狗の子』の岩本ナオさんです。
岩本さん作品はなんといっても世界観が素敵なんです。
架空の国や町が舞台でもしっかりと作り込まれた背景や設定が
すごく魅力的で、登場するキャラクターやセリフもすべてにおける
センスが抜群だと思います。
◆あらすじ
金の国 水の国は架空のA国とB国が舞台。
仲が悪く、それぞれ問題を抱えていた二つの国。
B国の青年とA国の王の娘があることをきっかけに出会い、
長年いがみ合ってきた二つの国が国交を開くまでの
壮大なスケールの物語です。
◆みどころ
みどころは何と言ってもB国の青年とA国の王の娘のキャラクターです。
2人とも心優しく知恵があり、それぞれの見せ場のシーンは胸が熱くなってしまいます。
A国の娘がB国の青年のためにB国の王に勝負を挑むシーンや、
B国の青年がA国の王と国交を開くよう語り掛けるシーンは個人的に大好きなシーンです!
作り込まれた世界観はもちろん、ところどころに散りばめられた
笑いのスパイスも絶妙です。
少し厚めの単行本ですが、読み始めるとわくわくどきどき、
読み終わると感動的でハッピーなラストにすっきりして
本当に幸せな気持ちになれるお話なんです。
◆こんな方におすすめ!
普段ファンタジーを読まない方
読み応えのある1巻完結マンガを読みたい方
どきどきわくわく、ハッピーエンドのマンガを読みたい方
また、岩本さんのシンプルなのに丁寧な絵柄がお話の世界観にぴったりで
キャラクターの個性を引き立たせていると思います。
脇役ですが二人を援護してくれるライララというキャラクターがすごくツボです。
まだ読んでいない方はぜひ読んでみてください!